2011年11月18日金曜日

No.7 キャラクター紹介!!藤家萌葉


こんにちは、「アニメーションのお話」 に続き、
キャラデのキャラクター紹介もたけがお送りいたします。

今回ご紹介いたしますは、
インターンで一緒になって色々と話すようになったら
予想以上に制作意欲の高いしっかり者で
ワタシも負けていられないと思っている藤家萌葉さんです。




……っと言う訳で、早速質問、インタビュー!

制作意欲が高い藤家さんは今も3D作品を作っているようですが、
 それは一体どういう感じのものでしょうか?


「サフランの砂時計」っていうタイトルの3DCGアニメーションで、
「思い出」がテーマになっています。
人生はいつか終わるけど、思い出は残ったらいいなって。
砂時計の中にいるサフラン君がブタさんと友達になるお話です。


前から動画が作りたいなって思っていたので挑戦してみました。
やっぱり自分が作ったキャラクターが動くと楽しいじゃないですか。



主人公のサフラン君

この作品は「キャラクターアニメーションⅡ」という、
専門分野別の実習系ゼミで、藤家さんはわりと
自由な創作ができるクラスで映像制作を行っている
中で
制作されているけれど、「自由に」と言われて皆がどうしようか迷っているとき、
藤家さんはすぐに「砂時計が~」っていうアイディアを出していましたよね。
前からネタがあったんでしょうか。

本当はこれ、卒業制作にしようと思っていたんです。
最初はサフラン君みたいな球根君じゃなくて、
おっさんが砂時計に居ればいいなって思っていたんですが、
先生に相談したりしているうちにこんな感じに…




随分可愛らしくなって…個人的にはおっさんの話も見てみたかったですが。
それにしても卒業制作のネタが3回生の春に既にイメージがあるっていうのは
随分早いですね。

私は作業が遅いから、早め早めに始めておかないと
どんどん遅れて行ってしまうんです。
それに今まで動画を作った事が無かったので、
自分がどの位の時間でどの位のものが作れるかどうかも
よく分からないというのもあって余計に早くしておかなきゃって思って。
でも授業で何をしてもいいと言われたので、折角だから作ってしまおうかなって。
藤家さんお気に入りのカット。心なしかサフラン君の後ろ姿が切ない。



自分が何が出来て何が出来ないのか把握するというのも大事な事ですからね。
ところで、3Dでの作品制作を始めたのはやっぱり大学に入ってからですか?

そうです。
正直に言うと、高校時代には3DCGには全く興味がありませんでした。
ときどき3DCGアニメーションを見てはいましたが
作りたいとまでは思いませんでした。
でも、大学に入って実際にやってみると楽しくて。



たけはあまり3Dには縁が無いんですが、3Dって楽しいんですか?

割と楽しいです。
私はモデリング(形を作る作業)は面倒かなって思っちゃうんですが、
その後のテクスチャ(表面の模様のようなもの)を
貼る作業が好きです。色や質感を合わせて行くのが楽しいんです。
その後のモーション(動きを付ける作業)も好き。
モデリングしたら早く動かしたくなっちゃうんです。

成程、3D制作が上手い人は皆「楽しい」って言っていますし、
そう思える事が上達の近道なのかもしれませんね。
ところで藤家さん、このブログは主に受験を考えている高校生が
見てくれているのですが、彼らに何かアドバイス等ありますか?


うーん、そうですね…
行きたい大学を決めるときは、よく調べた方がいいと思います。
入ってから「イメージと違う!」なんて話もよく聞きますし。
それから入った後は、先生に沢山質問してもいいと思います。
「忙しそうだし…」とか、「くだらない質問だし…」とか、
そんな事は気にしないで。
プロの人に気軽に話が出来るなんて大学生のときだけなんですから、
先生を過労死させる勢いで色々聞きましょう。
大丈夫、なかなか過労死しません。
私もサフラン君の構想を練るとき、先生に色々話を聞いてもらいました。
一人で考えているよりもずっと早く進んだ気がします。

一人で考えていると堂々巡りになってしまう事はよくありますものね。
では藤家さん、質問はこの辺でおしまいですが、ちょっと何か描いてくれませんか。
はい、ここにスケッチブックがあります。

えっ、これは真面目に描いた方がいいの? らくがきでも……

描いてください。


わーい、サフラン君を沢山描いてもらったぞ♪ え、強引だった? 
ソンナコトナイヨー



以上、藤家さんインタビューでした。

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