2011年11月11日金曜日

第15刊 2次元と3次元の間に間に


こんにちは。キャラデ界のカットマン(編集的な意味で)こと、みやもとです。

最近めっきり寒くなって参りましたね。
皆さんもお体にはお気を付けください。僕も気を付けます。





さて、当ブログでも何度かお伝えしたとは思いますが、
我がキャラクターデザイン学科では3DCGを学ぶ授業があります。
1回生は全員受けることになっているのですが、
とても色んな機能があり、覚えるのがなかなか大変。
ですが苦労すればするほど、完成したときの喜びが増すってもんです。


高校生の皆さんの中には「3DCGの授業って具体的にどんな事をするの?」
思っている方も居ることでしょう。
そこで今回は、1回生の3DCGの授業ではどんなことを学ぶのかを
少しだけですがお伝えします。


キャラデの3DCGは、主に3dstudioMAXというソフトを使用します。
3DCGと言っても、いきなりゲームや映画のようなモノが作れるはずがありません。
最初は簡単な操作で(といっても最初から苦戦することもよくあるのですが…)
簡単な作品を作ることから始まります。

↑ひよこ。

このような角張った作品は、非常に簡単に作ることができます。
ではなめらかな輪郭にするにはどうるか?
質感を変えるには?より複雑な形にするには?となると、難易度が上がっていくわけです。
そこらへんは、続きは授業で!ということで。

上記の作業は「モデリング」と呼ばれます。
3DCGにはもう一つ重要な要素があります。それは「モーション」です。
文字通り、3DCGに動きをつけていく作業なのですが、
それを学ぶに当たって授業で良く登場するのが…
キャラデの隠れたアイドル、IKくんです。

 ↑見よ、この洗礼されたフォルム!そして美しいボディー!

このIKくんを自然にジャンプさせるにはどうすればいいか、
顔のない彼で喜怒哀楽を表現するのはどのような動きをさせるか等を学ぶわけです。

↑ためてためて…

↑ジャ~ンプ!

↑着地。

↑どや?


前記の通り、授業では主に3dsMAXというソフトを使いますが、
たまに別のソフトでも3DCGを学びます。
最近の授業でsculptrisというソフトを扱ったのですが、これが結構面白いので
ちょっと紹介したいと思います。

ねんどのようにコネコネと動かすことによって、簡単にモデリングを行うことができます。

↑『牛乳の魔物』をイメージして制作。どんな魔物だ。

また、質感も簡単に変えることができます。


↑質感が違えば、キャラのイメージも変わります。

3dsMAXでも同じことができるのですが、
このsculptrisというソフト、無料でダウンロードすることができます。
詳しくはコチラの公式サイトから。英語ですけど…。
3DCGの授業を受ける前に、このソフトで3DCGにある程度慣れておくのも良いかもしれません。


高校生の皆さんは「3DCGなんてやったこと無いぞい!」という方が大半でしょう。
授業では、慣れない操作に挫けそうになることも多々あるかと思います。
しかし、言ってしまえばみんなと同じスタートラインから始まる授業。
得手不得手はありますが、最初からチョー上手い人なんて居ません!たぶん。
ですから焦らず、少しづつ少しづつ慣れていくのが大切ではないかと思います。
私もまだまだわからないことだらけですが、頑張って行きたいと思います。はい。

今回のキャラクター紹介は、そんな3DCGの授業で鋭意活躍中の友人に話を聞いてみました。
是非ご覧ください。


みやもと


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