2011年10月28日金曜日

第13刊 そんな君に、公募制推薦入試


きゃらでちは!
今回はシミズが担当でございます!





だんだん寒くなってきましたね。
気づけば秋服の登場で、京都も紅葉のシーズンになってきました。
夏休みはっちゃけすぎて、「燃え尽き症候群」になってないかな?



さて、ついに『公募制推薦入学試験』の出願がスタートしました!!
AO入試でもうひとふんばりだった人も、芸大に行きたいけど絵に自信がない・・・と思っている人も、この入試をわすれてはいけないよ!

なんと、この公募推薦入学試験は「絵に自信がなくても、芸大へはいれてしまう!」試験です。
「デッサンを3年から始めて自信がない・・・」「色彩構成なんてやったことがない・・・」
という人は「国語・英語」「小論文」で入試へチャレンジしちゃおう!!
「色彩構成」「鉛筆デッサン」ももちろん受けれるので、自分の自信のある試験内容で挑戦できるのです。
しかも、校長先生の推薦書が必要ない試験ですので、チャレンジの心構えさえあれば誰だって受験できちゃいます。

⇒「詳しくは:「公募制推薦入学試験のページ」
http://www.kyoto-art.ac.jp/admission/kobosei/index.html へ!

さて、そんな試験を経験した先輩にインタビューしちゃうよ!
どんな試験だったかきいてみよう・・・。


インタビューに答えてくれたのは、
キャラクターデザイン学科3回生CGデザインコースの 伊藤新子(わかこ)ちゃんです。


《効果音:ででーーん》



シミズ「やあやあ、わかちゃん今日はよろしくね!」
伊藤「よろしくっす~!」

シミズ「ではさっそく。わかちゃんは、デッサン、色彩構成、国語英語、小論文 どれで受験したー?」
伊藤「デッサン、色彩構成にあたる専門科目、国語英語を受験しましたー!」
シミズ「ぬぬぬ・・・今年となんか違うね?」
伊藤「そうなの。だから、今年の試験をチャレンジする人はしっかり応募要項を読んでね!」

シミズ「前の準備とかなにかした?」
伊藤「デッサンは事前に「紙コップと何か」って発表されてたのでそれを重点的に描いてたかなー?
専門科目は、とにかく自分は手が遅いほうだったので効率よく描くことを意識して。構想を練る時には何を目的としてこの絵を描くか。絵のリズムに注意した対策をしていました。
国語英語はぶっつけ本番で乗り切ろうとしてました。駄目な例ですちゃんとしようね!」
シミズ「集中力がいるなぁ・・・」

シミズ「どきどきした?」
伊藤「ものすごく!前日は寝れなくって、布団でごろごろしたり何度も必要なものを確認したり落ち着かなかったです(笑)」
シミズ「わかるわかる^^ でも、寝ないと集中力がなくなっちゃうから、体調管理には気をつけてね!」


シミズ「わかちゃんは、AO入試に失敗したけど何度も他の試験を受けて挑戦したと聞いたよ!どうして、京都造形のキャラデに入ろうと思ったの?」
伊藤「家から通える大学でCGをメインにやれそうだったから、っていうのも理由なんだけど京都造形のキャラクターデザイン学科は最初コース関係なく映像に挑戦したり、アニメを作ったり、企画してみたりと、色々学べるみたいだったからな。
私はCGがやりたいって初めから決めていたけど、興味があることも学べて、しかもそれを仕事としている方々から学べるっていうのがすごく大きかった!あと先生が若いので色んな表現で学べるんじゃないからかなって(笑)」
シミズ「なるほどな~私もまさか企画運営に興味もつなんて思ってもいなかったなぁ」


シミズ「では最後に、受験生へ一言よろしく!!」
伊藤「制作は、自分が面白いと思うことだけじゃなくって、それを受け取る側がいることを意識するだけでがらっと変わります。
とても緊張すると思いますが、「どうすれば自分の考えが伝わるか」意識してやってみてください。」

シミズ「か、カッコイイ!!かっこいいよ!わかちゃん!」
伊藤「へへへ~」
シミズ「今日はありがとう!」
伊藤「おうよ!また何かあったらいってね~~」(立ち去る)


シミズ「キャラデの素敵なところは、『人のがんばりを応援してくれる』ってところ。いい人がいっぱいのユニークなキャラデ。ぜひ、一緒に学んでいこう!!!」


受験生のみんな、もうひとふんばりです。
がんばってね!!

さて、わかちゃんには「キャラデのキャラクター紹介!!」にも登場してくれたよ!
もう入学が決まった0期生の人や、CGに興味がある人はぜひ読んでみてね!!
⇒「キャラデのキャラクター紹介!!:伊藤新子

ひとまず、これにてドロン!!



NO.4 キャラデのキャラクター紹介!!伊藤新子


さて、担当しますは、シミズでございます。
今週のキャラデさんは「公募制推薦入学試験」でも紹介した伊藤新子(わかこ)さんです!





現代では必要不可欠になりつつある「3DCG」
キャラデは「3Dにも」力を入れている学科でもあります。
CGを学んで3年間、どんなことをしているのか、彼女にインタビューしてみました。


「今は何をつくっているの?」
今は大聖堂をつくってます。
去年の春、初めて生で大聖堂を見てこれは凄いって!
私は日本の神社や宗教建築が好きで、中でも自然の中にあって人気がない寂れた静かな所に魅力を感じるんだけど、初めて見た大聖堂はもう人の気持ちの塊って感じで圧倒されたのがきっかけ。
それと日本の神社で感じたものを組み合わせた作品がつくりたくって日々頑張ってます。
他は、2Dと3Dを組み合わせた作品に挑戦中。


「ひえ~!すごい! 3DCGの魅力ってなんだい?」
実際につくるには難しいものも簡単に出来ちゃうところ。たとえば教会なんてちょっとつくってみたいなーなんて軽い気持ちではつくれないし、その中にこういう雰囲気を感じてほしいんだ!なんて気持ちをこめるなんてものすごく難しい。
でも3Dだとつくりたいものがすぐに形に出来るし、そこに現実にはありえないものを加えることだってできるのが魅力ですー。


「ほほう・・・ 3DCGやっててよかった!って思うときってなんだい?」
単純だけど作品を見て「すごい!」って言ってもらえたとき。
もっと人を惹き付けるものをつくりたいってやる気が上がりますー!

「なるほどな! 進みたい方向、夢とかあったらおしえてください」
私は自分もこんな所に行ってみたい!歩き回りたい!って思ってもらえる世界がつくりたい。
だから将来はゲームや映像作品の建物のモデリングや背景美術がやりたいです!


「なるほど! 今後伸ばしたい能力ってのはなんだい?」
観察力や建築知識。
いくら思い描いた世界をつくるとはいえ、やっぱり実際のものがどうなってるのか知らないとつくれないので、「○○神社のここは~」って語れるくらいの知識は必要だと!
あと能力じゃないかもだけど、興味があるものを実際に見に行く積極性は是非身につけたいです(笑)



どうでしょう、3DCGの魅力は伝わったでしょうか?
操作画面を見ただけで「うげーーー」って思ってしまいますが、キャラデでは1回生の時全員がCGを学びます。
最初は大変だけど、慣れてくると魅力いっぱいの3DCG!
私も「映像できるだけじゃだめ。いまは3DCGもできないと」といわれてしまうほど、社会はCG技術をもった人材を求めています。

私もアニメーション制作のとき、CGのモデリングを伊藤さんに頼みました。
いやぁ、あの時はたすかった・・・・。
こうやって、タッグを組んで制作できるのも、アニメーション制作で必要な人材がそろっているキャラデならでは!
わたしも魅力的なクリエーターになりますぞ!!

2011年10月21日金曜日

第12刊 その名はドラゴン

みなさんおひっさしぶりですねぇ~
ないと~ですよ~
いや~おひさしぶりっすね~
今回は僕が記事を書かせていただきますよ。
今回の内容は「留学生」
この学科の留学生ということで特徴的なことがあります。
それはキャラクターデザイン学科に在籍する留学生のほとんどが韓国の人ということです。
これはキャラクターやアニメーションなどに興味のある人が偶然集まったというわけではなく、
今韓国でキャラクターやアニメーションに感心がある人が増えてきているということです。
日本のアニメ・漫画といった文化は世界にも認められるているので、
この日本でアニメーションを勉強したいという留学生が増えてきているということです。
これはうちの学科、大学に限ってのことじゃありません。
これから韓国のアニメーションがどうなっていくのか楽しみですね★

さてやってまいりました今週の
「キャラデの学生せきららご紹介コーナー♪」あれそんな名前のコーナーだっけか?ま、いっか

本日はこのドラゴン少年のご紹介をしましょう。
思えば彼とは3年前のこの学科の入試で出会って以来の仲。
今までの大学生活を共に過ごしてきたないと~の友人であります。
そんな馬場君や彼の作品を限りなく近いところで見てきている
僕だからこそのコメントもしていきたいと思います。

まず、簡単に彼にインタビューしてみました。
@馬場くんは、作品をつくる時に心がけている事はありますか?
「自分が生み出す者に失礼のないようにする事を僕は心がけています。
その生き物の住む場所であったり、生態系であったり。命の多様性の煌めきを与えてやりたいです。」
@学生作品展でも大変好評だった立体作品「mshfswh」について何か教えてください。
「今年のはじめに京都に雪が降って大学から見える山々が白く色づくのを
デッサンの休憩がてらにボーッと眺めていた時に、
凍りつく木々の枝や草の中をのそのそと優雅に散歩する白く紅い眼の龍のイメージが
バッと頭中に浮かんだのがこの龍との出会いでした。
その後、「雪の中のなまけもの」をコンセプトに生態、デザインを構築し、
Photoshopとシャープペンシルでイメージを制作し、仕上がりが可愛らしかったので立体にしました。」

このインタビューを聞くだけでも馬場君の恐ろしさというか面白さというか・・・伝わったと思います!

さて、いち友人である僕から彼のお話でもしましょうか。
「夢・希望・野望、そんなものに常に100%全力で挑み続ける男」
とでも言いましょうか。
馬場君は、その夢やら野望やらを叶えるためならどんな苦難でも乗り越えられる人間です。
現に入学当初、デッサンができなくて悩んでいたのにそれを打開するべく
来る日も来る日もデッサンをやり続け、今では誰よりもデッサンができるようになりました。
その努力はちゃんと作品にも反映されています。
先程の立体作品「mshfsh」に関してもそうですね。
自分が0から生み出した生物をしっかり立体で
あたかもその龍が現実にいるかのような
リアリティまで表現できたのは今までの努力があったからこそ。
入学当初の彼では絶対不可能だったものだと思います。
ちょっと褒めすぎたかな?ま、いっか
ないと~は遊びたがり屋なのでここまで頑張れる馬場君は尊敬できます。

とまぁ今日の紹介はこんな感じ。
それでは☆

2011年10月14日金曜日

第11刊 噂の学内インターン

こんにちわー
旧ブログ「ざ」改め しもざき です。
広報スタッフの中ではキャラの濃い1年生とできる3年生のあいだに挟まれて、ごくごくふつうの2年生になりました。



そんないまいちキャラだちしないしもざきが
学内インターン
をご紹介。。。すると共に迷子になった私というキャラクターを探すブログにでようと思います。

さて、私しもざきは学内インターンに参加しています。
その名も「雲の上のアインちゃん」女神見習いのアインちゃんが火の妖精ヒッチーくん、地の妖精ランドくん、水の妖精ジェリーくんといっしょに
災害のしみくみから対処法までドタバタご紹介する防災アニメーション。
完成したアニメは防災DVDとして小学生のみなさんに見てもらったりするそうです。
ちなみにインターン内では不憫なジェリーくんが愛されキャラです。うらやましい。


さて、そこで実際に学生が何をするのかというと
監督(みんな大好き村上先生)が作られた脚本、絵コンテをもとに
制作
背景
動画(アフターエフェクツというソフトを使うパート&手書き)を作成します。

3年生や2年生を中心に10数名程度が参加していて
広報班の中でも「たけ」さんは手描き動画を、この後登場の「ゆきち」が制作を担当。
そして私、しもざきは背景の主に線画を担当していますよー。
監督(最近目の下のクマが絶好調な村上先生)の描いたコンテを見ながら
レイアウトやラフを描くところから清書までパースに気をつけながら描いて行きます。
パース取るのに疲れたからといって、できごころでも食器棚の下に一匹みつけると1000匹はいると言われる頭文字Gの生き物を描こうなんて滅多なアドベンチャーは許されません!。。。でした。
なんと言っても実際に社会にでるのですからね!!

そう、実際に社会にでる作品をつくるのです。
そのためインターンでは情報やデータを守るためにも普段は一般に学生に解放されない
「インターン室」を使います。

 










ででん。
少し前までは他のプロジェクトも並行していたのでときにはまるで会社のようになってました。
インターン室の電気っていつ消えてるんだろう...(^ ^)ぼそ☆



そしてインターンをする生徒側のメリットは何か。それは
一定時間参加すると単位が貰える事。
プロがどんな仕事をしているのか知ることができる。
なんといっても実際に自分が携わった作品が世に出る事!
それが実績としてかけること。
私なんてロゴ制作もさせていただいてポートフォリオが潤っちゃいますね。


さぁさぁ今週パースの整合性はとっても
なおもまだ迷いの森の中のしもざきが今週ご紹介するのは







しもざき。(存分につっこんでください。すみません。迷子なんです。そうなんです。はい。)
何故こうなったか時間を巻き戻すと

学科の偉い人「インターン回だからやりやすいししもざきでいいじゃない」
しもざき「あ、そうですね。」

生粋のYesウーーマンだったしもざきです。
因にサングラスをかけて斜め45℃から私の顔面をチラッと見るとマトリックスのトリニティに似ているそうです。
そんな顔面を近日公開予定しているHPをよろしければみてやってください。
http://mozaki.digiweb.jp/Na+.html
今のところアニメーションのみの節電ならぬ省スペース運営ですがご了承ください。

最後にキャラデの縦関係の仲良さを必死にPRするために一年生広報伊藤の名言を一つ。

「しもざき先輩、ダイレクトラブだぜ!!!!」


直訳では言い表せないソウルワード。
是非キャラデにて生で聞いてほしい名言ですね。
それではまた会いましょう。
それまでしばしさようなら。

2011年10月7日金曜日

第10刊 WAO!特別だぜ特別なんだぜ

はじめましてこんにちは!
キャラクターデザインコース3回生の七味こと畑中です。
いやぁ。広報班が生まれ変わって…今年もここにいます。
(´◇`)これからもキャラデの楽しさお伝えしますよ!!



さて、記念すべき第10刊目の本日は、
キャラクターデザイン学科内で行われる特別授業のご紹介です。
これまでもキャラクターデザイン学科では客員教授である山本二三先生をお招きして特別授業を
開講してきました。
そして、今年の後期も!山本二三先生を招いての特別授業開講いたします!

山本二三先生はアニメーションにはなくてはならない背景美術のスペシャリストです。
多くのアニメーション作品で美術監督を務め、
代表的な作品は
「天空の城ラピュタ」(1986年)
「火垂るの墓」(1988年)
「もののけ姫」(1997年)
「時をかける少女」(2006年)
などなど、多くのアニメーション作品に携わっていらっしゃいます。
去年の作品では本学科の児玉徹郎先生が監督を務めました「くまのがっこう」では
美術監督をされています。とってもかわいい作品で世界観がとても素敵でした。
去年の特別授業で山本二三先生が描きました!

そんな山本二三先生の描くすばらしい世界観を実際に見れる!!
これまでの山本二三先生の特別授業を受けた友達からはすごく貴重な時間だったと聞いています。
濃縮された刺激的な時間だったそうで、
今まで携わった作品の秘話や、実演までーーー・・・
詰め込んでいて、実演では実際に先生が描く過程をじっくり見ることができます。
先生の集中力がピンッと張り詰めるとそれが伝わって息がしにくくなるほどに緊張と興奮で体が硬直するそうです。
先生のプロとしての筆さばきを感じられる機会はそうそうありません!!
入学してもらえると、このような特別な経験ができます!!


そして、まだまだこれからも


キャラクターデザイン学科の学生を紹介!のコーナー
記念すべき1人目の学生は~?
山本二三先生の特別授業の紹介に兼ねて、今日はこの方をご紹介。







「チャンドラーさん一家」

 
「おやこの星(表紙)」













延本さんは山本二三先生の特別授業にも参加していて山本先生の制作を肌で感じた一人です。
緊張感溢れる制作を山本先生の真後ろから(いいポジション)見学し、
目をきらきらさせながら帰ってきたのを覚えています。