2012年4月2日月曜日

天野喜孝先生 特別講義

きゃらでちは、まっちゃんです。
そろそろ桜が咲く季節ですね。
桜といえば…





先日、京都造形芸術大学にて開かれた、天野喜孝さんの特別講義の内容を紹介したいと思います。
あの天野喜孝先生ということもあり、中学生の頃ファイナルファンタジーを少々プレイしていた自分も存分にこの講義を楽しませていただきました。
当日は春休みでしたが、教室一杯に多くの学生たちが訪れました。




講義はキャラクターデザイン学科の教員と天野喜孝先生による対談形式で行われ、世界的に有名な天野先生はどのような人間なのか、話は幼少時代まで遡ることに。

なぜ絵を描くようになったのか?
キャラクターデザイン学科の学科長である小野日佐子先生からの質問に、
「絵を描いて母親に見せ、褒められることがうれしかったのです。母親も家事で忙しくはっきりとはみてませんでしたが」
と少し照れながらおっしゃった天野先生。そのうれしさが現在まで継続されている様子が伺えました。




15歳でタツノコプロダクションに入社した話も聞きました。
「自分が描いたスケッチブックを見せました。よく覚えてませんがそれで入ることができちゃったんです。そのあと知人からその時の話を聞くと、ここに入りたいという強い熱意が伝わったと言ってました。」
その話を聞くと唖然としてしまいました。
自分と同じ年(20代前後)ぐらいにはキャラクターデザインも任されていたと聞き、
信じられないなと思ってしまいました。



実演コーナーでは天野先生がライヴでイラストを描いてくれました。
スケッチブックとペンを取出し、すらすらと描き始め、線に迷いはなく、あっという間に絵が出来上がる。
時間にして10分ほどで1枚の絵が完成しました。
 思わず会場では拍手が響き、「落書きですから」と照れながら見せてくれた天野先生。恐るべしです!。




最後に会場の生徒からの質問コーナー。
思い思いに質問をする生徒達。

このようなデザインになぜなったのか?という質問もありました。
それは時代の影響だという答えでした。
70~80年代の日本のイラストはいらるタッチで描かれた絵が多く、
そこにはロマンを感じました。
その中でも、天野先生のキャラクターデザインは時代を超えていたと思います。


キャラクターデザイン学科では来年度もこのように特別講義を行っていきます。
どんなゲストが来るかはお楽しみ!
あんな人や、こんな人、あのお方まで…
その都度こちらのブログでお知らせしますので、定期的にチェックをしてもらえればと思います!
では、今後もキャラクターデザイン学科をよろしくお願いします!

0 件のコメント:

コメントを投稿